子育て

絵本「10ぴきのかえる」あらすじと感想🐸対象年齢は何歳から?

今日は、10匹のカエルが生まれ故郷の沼に戻るために冒険する物語
「10ぴきのかえる」をご紹介します。

10ぴきのかえる

作:間所ひさこ
絵:仲川道子
出版社:PHP研究所
出版年月日:1981年7月7日
価格:¥1,540(税込)
対象年齢:3歳から

あらすじ

いたずらぼうずに捕まって、コンクリートの池に入れられた10ぴきのおたまじゃくしたち

「うまれたぬまに かえりたい・・・」
「ひょうたんぬまに かえりたい・・・」

嘆くおたまじゃくしたちに、年老いたどじょうはこう言いました。

「かえるになったら かえりなさい」
「ひょうたんぬまに かえりなさい」

そしてある日、とうとうかえるになった10ぴきは
うまれ故郷のひょうたんぬまに帰ろう!と決意します。

池を出たものの、水の外は初めてのかえるたち

「ぬまは どっちだろう?」

迷っている時に出会ったちょうちょうに道をたずねると
「まっすぐ、まっすぐ、はやしを ぬけて、
おか こえて、おがわの きしまで いきなさい。
そこから ながれを くだりなさい」と教えてくれました。

ひょうたんぬまに帰れる希望が見えたかえるたちは
ぴょん、ぴょん、ぴょん!と大喜びで進みます。

やがて10ぴきのかえるたちは、小川の岸につきました。

「わあーい、みずだ、みずだ」
はしゃいだかえるがホッとして、流れに飛び込むと

じゃきん!

水草の影からハサミをならしながらザリガニが現れました。

「あぶない、にげろ!」

土手の上からよく見ると、ザリガニはあっちにもこっちにもたくさんいます。


「これじゃ およいでいけないや」
「どうしよう?」

たくさんのザリガニに行く手を阻まれた10ぴきのかえるたちは

無事にひょうたんぬまに帰ることができるのでしょうか。

感想

困難にぶつかっても諦めない勇気や、仲間と協力する大切さを教えてくれる一冊です。

「かえる」と「帰る」がかけられていて、リズムよく読み進むことができ
かえるたちの危険な大冒険にドキドキ!ワクワク!

親しみやすい可愛らしい絵で、最後はハッピーエンドの楽しいお話です😊

対象年齢は3歳からですが、2歳ぐらいからでも十分楽しめる内容になっています。

初版が1981年と私が生まれる前からある本ですが、初めて読みました。
10ぴきのかえるシリーズの絵本は他にも出版されていて
どれも楽しそうなお話なので読んでみたいと思いました✨

今の季節だと「10ぴきのかえるとあきまつり」がピッタリですね☺️


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