「みんなやってるし…」「人気だからきっと間違いない!」
そんな気持ちから、つい我が子にも同じ習い事を…と考えてしまうことはありませんか?
しかし、子どもの個性や興味は十人十色。人気の習い事=わが子に最適とは限りません。
今回は、「人気の習い事」が本当にお子さんに合っているのかを見極めるためのポイントと、“わが子にぴったり”の習い事を見つけるためのヒントをたっぷりご紹介します。
なぜ「人気の習い事」=正解ではないのか?
多くの家庭が選ぶ習い事は、英語・スイミング・ピアノ・学習塾などが定番。
確かにどれも将来役立つスキルではありますが、「みんながやっているから」「将来役に立ちそうだから」といった親の価値観だけで選ぶと、子どもにとってはストレスになってしまう可能性もあります。
よくある「ミスマッチ」の例:
- スポーツよりお絵描きが好きな子に、無理にサッカーを勧める
- 人前で話すのが苦手な子に、スピーチ中心の英会話スクールを通わせる
- マイペースな子に、競争意識の強い進学塾を選んでしまう
このようなミスマッチは、習い事自体を嫌いにさせてしまう原因にもなります。
習い事選びで大切にしたい“3つの視点”
1. 子どもの「今の興味・関心」をよく観察する
「最近ずっと歌ってるな」「図鑑ばかり読んでるな」など、子どもが夢中になっていることにはヒントが隠れています。
親が“才能”や“結果”を焦るあまり、子どもの興味を無視してしまうとモチベーションが続きません。
2. 子どもの「性格」に合っているかを考える
習い事には向き不向きがあります。
子どもの性格タイプ | 合いやすい習い事例 |
---|---|
コツコツ型 | ピアノ、そろばん、習字など |
活発・社交的 | サッカー、体操、ダンスなど |
内向的・想像力豊か | 絵画、読書クラブ、プログラミングなど |
子どもの**「伸びる場」「輝ける場」**を見つけてあげましょう。
3. 親の価値観と家庭環境も忘れずに
送迎のしやすさ、費用、曜日、家庭のライフスタイルなど、現実的な条件も考慮が必要です。
どんなに魅力的な習い事でも、家庭に大きな負担となってしまっては継続が難しくなります。
習い事選びで失敗しない!“わが子にぴったり”の見つけ方ステップ
ステップ1:まずは「やってみたい!」を尊重して体験へ
最近は無料・低価格で体験できる教室が多数あります。
子どもの「やってみたい」に応えるチャンスとして、まずは気軽に体験から始めましょう。
ステップ2:「楽しそうだった?」の感想をしっかり聞く
体験後、「楽しかった?」「また行きたい?」などと聞いてみて、子どもの様子を丁寧に観察しましょう。
無理強いは逆効果。気が進まなさそうなときは、無理に継続しない勇気も必要です。
ステップ3:「続けられるかどうか」を親子で話し合う
楽しくても、続けるためには生活リズムとのバランスも大切です。
親が一方的に決めるのではなく、“一緒に考える”スタンスを持つことで、子どもにも自覚が生まれます。
ステップ4:他の子と比べず「わが子のペース」を大切に
「◯◯ちゃんはもうバイオリンの発表会に出たんだって!」
そんな言葉は、子どものやる気をそぐことも。習い事は、成果よりも過程を重視しましょう。
ステップ5:時には「やめ時」も選択肢に
せっかく始めた習い事でも、子どもが心から楽しめていないなら見直しも大切。
やめること=失敗ではありません。子どもの心と体の声を聞くことが最優先です。
習い事を通して育まれる“非認知能力”も注目
近年、子どもの成長で注目されているのが「非認知能力(意欲・協調性・自己肯定感など)」です。
勉強や運動のスキルだけでなく、“人としての土台”をつくるために習い事を活用している家庭も増えています。
たとえば:
- ピアノ→努力する力・集中力
- スイミング→挑戦する気持ち・自信
- 英語→異文化理解・コミュニケーション力
単に“技術”を学ぶ場ではなく、子ども自身が「自分ってこんなこともできるんだ!」と自信を持てる場になれば、それは大きな収穫です。
習い事は“親子の対話”で見つけていくもの
習い事選びに正解はありません。
大切なのは、子ども自身の心に合っているかどうか。
人気や周囲の評価にとらわれず、親子でじっくり対話を重ねながら、その子に合った選択を見つけていくことが何よりの近道です。
まとめ
- 人気の習い事が必ずしも我が子に最適とは限らない
- 興味・性格・家庭環境に合った習い事を選ぶことが大切
- 体験・対話・継続可能性の3つを重視しよう
- 習い事はスキル習得だけでなく「非認知能力」も育む
- 「やめる勇気」も、子どもにとっての学びになる
最後に…
習い事選びで悩むのは、「子どもにとって最良の選択をしたい」という親心のあらわれです。
その気持ちを大切にしながら、子どもと一緒に“今のわが子”にぴったりの道を探していきましょう。