子育て PR

卵の離乳食デビュー!進め方と注意点を徹底解説

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

卵は栄養豊富で離乳食に取り入れやすい食材のひとつですが、アレルギーを引き起こしやすいため慎重に進める必要があります。この記事では、離乳食での卵の進め方や注意すべきポイントについて詳しく解説します。卵を使ったおすすめの離乳食レシピもご紹介しますので、安心して取り入れていけるよう参考にしてください。



1. 卵を離乳食に取り入れるタイミング

卵の離乳食デビューはいつから?

一般的に、卵は離乳食中期(生後7~8ヶ月頃)から始めるのが目安とされています。まずは卵黄からスタートし、様子を見ながら少しずつ卵白も取り入れていきます。ただし、卵アレルギーを引き起こしやすいため、慎重に進めることが大切です。医師から特に指示がない限り、焦らずに中期から始めるようにしましょう。


2. 卵の進め方:ステップ別の手順

卵を離乳食で取り入れる際には、「卵黄」から「卵白」へと段階を踏んで進めていきます。以下の手順に沿って進めることで、アレルギー反応を観察しやすく、安全に卵を与えることができます。

ステップ1:まずは卵黄から

1. 固ゆで卵を準備する
卵を固ゆでにし、卵黄と卵白を分けます。卵黄だけを使い、卵白が混ざらないように注意しましょう。

2. 少量からスタート
初めての卵黄は、耳かき1杯分程度のごく少量から始めます。小さなスプーンなどで慎重に量を調整し、少しずつ与える量を増やしていきます。

3. 徐々に量を増やす
1~2日ごとに量を少しずつ増やしながら、赤ちゃんの反応を見ます。異常が見られない場合、最終的に1/4~1/2個分の卵黄まで増やしていきます。

ステップ2:卵白も少量から試す

卵黄で問題がなければ、次は卵白を試してみます。

1. 卵白も固ゆでにしてから使用
卵黄と同様に、卵白も固ゆでにしてから進めます。生卵や半熟卵は消化に負担がかかり、サルモネラ菌のリスクもあるため、必ず加熱してから使用しましょう。

2. ごく少量から始める
初めての卵白は、やはり耳かき1杯分程度の量から始めます。卵白は卵黄よりもアレルギー反応が出やすいため、慎重に進めましょう。

3. 様子を見ながら少しずつ増やす
1~2日ごとに卵白の量を増やし、最終的には卵全体を食べられるようにしていきます。


3. 卵を与える際の注意点

卵を安全に離乳食に取り入れるためには、以下のポイントに注意してください。

注意点1:アレルギー反応を観察する

卵は食物アレルギーを引き起こすことが多い食材のひとつです。以下のような症状が出た場合は、すぐに医師に相談しましょう。

  • 皮膚の発疹や赤み
  • 顔や口の周りの腫れ
  • 嘔吐や下痢
  • 呼吸が苦しそうになる

初めて卵を与えるときは、午前中に少量ずつ進め、アレルギー症状が出た場合にすぐに対応できるようにしましょう。

注意点2:十分に加熱する

卵は加熱することでアレルギー物質の一部が分解されるとされています。また、加熱が不十分だとサルモネラ菌のリスクもあるため、必ず固ゆでにしてから使うことが推奨されます。特に、離乳食初期や中期は、しっかりと加熱した卵のみを与えるようにしましょう。

注意点3:初めての卵は単独で与える

初めて卵を与えるときは、他の食材と混ぜず、卵のみで試すのが基本です。万が一アレルギーが出た場合、原因が卵かどうかを確認しやすくなります。



4. 卵を使ったおすすめ離乳食レシピ

卵を使ったシンプルで美味しいレシピをいくつかご紹介します。初めて卵を使う場合は、少量から始めてください。

① 卵黄入り10倍がゆ

材料

  • 10倍がゆ:適量
  • 固ゆで卵の卵黄:耳かき1杯程度(徐々に量を増やしていく)

作り方

  1. 10倍がゆを作り、滑らかにすりつぶします。
  2. 固ゆで卵の卵黄を耳かき1杯分ほど取り、10倍がゆに混ぜ合わせます。
  3. 赤ちゃんが食べやすい温度に冷ましてから与えましょう。

ポイント
10倍がゆに少しずつ卵黄を混ぜていくことで、赤ちゃんも新しい味に慣れやすくなります。

② 卵黄とにんじんのピューレ

材料

  • にんじん:適量
  • 固ゆで卵の卵黄:耳かき1杯程度

作り方

  1. にんじんを柔らかくなるまで茹で、滑らかにすりつぶします。
  2. 固ゆで卵の卵黄を少量加え、ピューレ状に混ぜます。
  3. しっかり冷ましてから赤ちゃんに与えます。

ポイント
にんじんの甘みで、赤ちゃんが食べやすくなるレシピです。

③ ふんわり卵入り豆腐スープ(卵白)

材料

  • 絹ごし豆腐:適量
  • 固ゆで卵の卵白:耳かき1杯程度
  • 野菜スープ:少々

作り方

  1. 絹ごし豆腐を熱湯で茹でて滑らかにすりつぶします。
  2. 固ゆで卵の卵白を少量加え、豆腐と野菜スープで伸ばします。
  3. 赤ちゃんが食べやすい柔らかさに調整し、冷ましてから与えましょう。

ポイント
野菜スープで風味をつけることで、卵の味が苦手な赤ちゃんでも食べやすくなります。



5. よくある質問とアドバイス

Q1. 卵アレルギーの家族歴がある場合はどうすればいい?

A. 家族に卵アレルギーの人がいる場合、最初はさらに慎重に進めましょう。医師に相談してから始めるのが安全です。また、アレルギー専門の医師からの指導のもとで進める場合もあります。

Q2. 半熟の卵はいつから与えられますか?

A. 半熟卵は、生後1歳以降に与えるのが一般的です。離乳食初期や中期はまだ消化機能が未熟なため、固ゆで卵のみを与えるようにしましょう。

Q3. 卵を冷凍保存できますか?

A. 調理済みの卵黄は冷凍保存が可能ですが、卵白は冷凍に向いていません。卵黄を冷凍する場合は、小分けにして製氷皿などに入れて保存すると便利です。

Q4. 卵を与えた後に気をつけるべき症状は?

A. 卵アレルギーの場合、食後数分~数時間以内に症状が現れることが多いです。肌に赤い発疹が出る、顔が腫れる、嘔吐や下痢をするなどの症状が見られたら、すぐに医師に相談しましょう。


まとめ

卵は栄養価が高く、離乳食にぜひ取り入れたい食材です。ただし、アレルギーのリスクもあるため、進め方には注意が必要です。卵黄から少量ずつ試し、様子を見ながら進めていきましょう。赤ちゃんが安心して卵を食べられるように、丁寧に進めていってくださいね。