絵本「やねうらべやのおばけ」あらすじやおすすめポイント

今回は眠る前にオススメの穏やかで心が温まる絵本をご紹介したいと思います😊🌟

やねうらべやのおばけ [ しおたにまみこ ]

価格:1,320円
(2022/7/30 16:40時点)
感想(4件)

やねうらべやのおばけ

著：しおたにまみこ

出版社：偕成社

出版年月日：2020年5月

定価：1,320円(本体価格1,200円)

Contents

あらすじ
おすすめのポイント
作者について
感想

あらすじ

物語の主人公は、古い家の屋根裏部屋に住む内気なおばけ。

おばけは、屋根裏部屋を飛び回ったり、体を小さくしてマッチ箱の中で寝たりして
毎日自由気ままに楽しく暮らしていました。

誰かが来ると、ガラスのように透明になって隠れるので
屋根裏部屋におばけが居るとは誰も気づきません。

屋根裏部屋から出たことのないおばけですが
ある晩、キレイな満月に誘われて思わず外に飛び出し
ぐるりと家のまわりを飛んでみました。

ところが、どうやらそれをこの家に住む小さな女の子に見られたようで
女の子は次の日から毎日、屋根裏部屋にやって来るようになりました。

せっかく今まで心地よく暮らしていたおばけは
自分の居場所を取られるような気がして落ち着きません。

おばけは女の子を怖がらせて、屋根裏部屋に来なくなるようにしようと考えるのです。

しかし、何をやっても女の子は少しも怖がりません。

そこでおばけは思い切って、寝ている女の子の部屋へ行き
「やねうらべやのおばけだぞ〜」

と精一杯の怖い声で驚かせたのです。

おばけが「もう屋根裏部屋に来ないでくれる？」と頼むと
女の子はあるお願い事をおばけにしました。

作者について

しおたにまみこさん

1987年千葉生まれ。
女子美術大学工芸学科陶コース卒業。
アニメーションの背景がなどを手がける背景美術制作会社での仕事を経て
絵本制作を始める。
作品「やねうらべやのおばけ」で第15回ピンポイント絵本コンぺ優秀賞受賞。
デビュー作「そらからきたこいし」で、第11回MOE絵本屋さん大賞新人賞2位を受賞。

※絵本より引用